波面整合によるY分岐導波路の低損失化設計
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Y分岐導波路は1×8、2×16分岐等の光分岐結合器を構成する上で基本要素である。分岐結合器全体の挿入損失を低くするためにはその分岐損失を低く抑えることが必要不可欠である。低損失化のためには分岐の鋭角部分のなまり幅あるいは分岐導波路間隔をできるだけ小さくすることが望まれるが、微細加工上の制約から2μm以下に抑えることは困難である。そこでビーム伝搬法を用いてこの導波路間隔が2μm以上でありながら新しい構成で入力と出力モード間の波面整合により低損失の分岐設計が可能となったので以下にその内容を報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-11
著者
関連論文
- C-3-65 スラブ導波路にアイランドを設けたAWG (II)
- C-3-64 スラブ導波路にアイランドを設けたAWG(I)
- C-3-23 非対称Y分岐導波路の製作
- MW2000-27 / OPE2000-27 無調芯光送受信モジュールの原理評価
- MW2000-27 / OPE2000-27 無調芯光送受信モジュールの原理評価
- C-3-40 無調芯光送受信モジュールの原理評価
- プラズマCVDによる石英系光導波路の製作
- 異方性エッチングを用いた狭ピッチSi-V溝基板の検討
- 波面整合によるY分岐導波路の低損失化設計