J/Linkを用いた分散開発環境に対するソフトウェア信頼性評価ツールの開発

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概要

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• 本論文では,JavaおよびJ/Linkを使用した分散開発環境に対するソフトウェア信頼性評価ツールの開発を行う.Javaは高いセキュリティ機能を備えているほか,ソースレべル,バイナリレベルの双方において動作環境が独立であるため,1度プログラムを作成すれば移植作業や再コンパイルの必要がなく,Windows,Unix,およびMacintoshといった多くのプラットホームへの対応が可能となる,特に,最近のMathematicaの新しい機能として拡充されたMathematicaとJavaを完全かつ透過的に統合するJ/Link機能は,Javaアプリケーションのすべての機能をMathematicaから使用し,同時にJavaのプログラムからMathematicaのカーネルを操作することができる.このJ/Link機能を利用することにより,Mathematicaを用いた研究成果を,ソフトウェア開発支援ツールとして短期間でソフトウェア開発管理者に提供することが可能となる.本ツールにより,分散開発環境下で開発されたソフトウェアの信頼性を定量的かつ迅速に評価できる.

• 社団法人電子情報通信学会の論文
• 2002-05-10

著者

• 山田 茂

  鳥取大学大学院工学研究科社会経営工学講座

• 山田 茂

  鳥取大学工学部社会開発システム工学科

• 木村 光宏

  法政大学工学部経営工学科

• 木村 光宏

  法政大学工学部

• 田村 慶信

  鳥取大学工学部社会開発システム工学科

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