色素増感太陽電池の高性能化と、その新しい展開
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概要
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安価で高性能の太陽電池として注目されている新型色素増感太陽電池(グレッツェル・セル)の高性能化について検討した。特にチタニア半導体光電極の調整法について詳細に検討し、高性能化の諸因子を明らかにした。その結果光電変換効率8%の色素増感太陽電池が得られた。さらに、チタニア以外の酸化物半導体薄膜電極を探索しニオビアや酸化亜鉛が優れていることを見出し、新しい高性能Ru色素であるRuフェナントロリン錯体色素(光電変換効率6%)を開発した。また有機色素の探索の結果、エオシン-Yやマーキュロクロクロムやメロシアニン色素が優れていることを見出し、光電変換効率が3%以上を示す新しい有機色素太陽電池群を開発した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-10-15
著者
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