雑音画像中の多元時間信号軌跡解析言語システム

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概要

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本稿は雑音を含んだ多値画像として観測される多元時間信号軌跡の抽出を行なうシステムに関して検討したものである。検出しようとする複数の時間信号軌跡に関する知識を用いて、個々の対象信号と信号間の相互関係をモデル化し、そのモデルに従う軌跡群を解析するモデル駆動解析であり、雑音に対して強靭な検出が可能である。各信号の振舞い、信号相互間の振舞いに関する記述を形式文法で与え、入力多値画像内の軌跡群をダイナミックプログラミングを用いてサーチする。正弦曲線の信号軌跡を含む雑音画像を対象としたその解析実験により、雑音レベルが高くても高精度で目的の軌跡を抽出することが可能なことが示された。
社団法人電子情報通信学会の論文
1994-10-21

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