ドメインオントロジーとプロセスオントロジーの構成と利用に関する考察
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概要
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プロセスプログラミングが提唱されて以来,ソフトウェア開発プロセスを記述する言語やその利用法が検討されてきた.しかしながら,プロセスをユーザにとって真に有用なものとしていくには,記述法や利用法だけを単独に考慮するのではなく,プロセスは変化することを前提として,よりよいプロセスを開発していく環境を構築しなければならない.本稿では,このような視点に立ち,まず,プロセス群を表現する知識ベースを構成する基本単位として,プロセスオントロジーとドメインオントロジーの構成方法を検討する.次に,2種類のオントロジーと比較照合して,不完全なプロセスを静的に分析して改良すると同時に,オントロジー自身も精錬する方法を検討する.最後に,簡単な机上実験を通して,本アプローチの適用可能性について検討する.
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-07-21
著者
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