ブラックボックスモデルで証明可能安全な幾つかの倍ブロック長ハッシュ関数について
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概要
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本稿では, レート1/2の幾つかの倍ブロック長ハッシュ関数を示し, それらがブラックボックスモデルで無衝突性に関して最適であることを証明する.ここで, 無衝突性に関して最適であるとは, 出力長をlとするとき, 無衝突性に対する任意の攻撃の時間計算量がΩ(2^<l/2>)であることを意味する.これらの倍ブロック長ハッシュ関数はブロック長の2倍の鍵長をもつブロック暗号を用いて構成される.したがって, この構成法に従えば, 256ビットの鍵長のAESを用いて, 出力長が256ビットのハッシュ関数を構成することができる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2005-09-09
著者
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