韻律のベクトルを利用した音声合成方式
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概要
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自然音声のリズム、およびピッチ波形毎の周期とパワーをそのまま用いた合成音声の自然性が極めて高いことに注目し、これを任意語の合成に適用する方法を検討した。まず、試聴試験により、リズム情報は必ずしもピッチおよびパワーを抽出する音声のものでなくても良いが、ピッチとパワーは同一の音声から抽出すべきことがわかった。そこで、子音の調音位置と調音方法によるカテゴリー毎に代表的な音節を定め、これをモーラ数とアクセント型に応じて連続発声した音声からピッチ毎の周期とパワーを抽出して参照パターンを作成した。合成する音声の音節毎に、同じ子音カテゴリーに属する参照パターンのピッチ周期とパワーを割り当てることで、自然音声の韻律をそのまま用いたものとプリファレンススコアをほぼ同等にすることができることを示した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-05-19
著者
-
望月 亮
松下電器産業株式会社
-
釜井 孝浩
松下電器産業(株)中央研究所
-
釜井 孝浩
松下・中研
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釜井 孝浩
松下電器産業株式会社先端技術研究所
-
蓑輪 利光
松下通信工業株式会社技術本部マルチメディアソリューション研究所
-
望月 亮
松下通信工業株式会社技術本部マルチメディアソリューション研究所
-
西村 洋文
松下通信工業株式会社技術本部マルチメディアソリューション研究所
-
釜井 孝浩
松下電器産業 先端技研
-
蓑輪 利光
松下電器産業
-
蓑輪 利光
松下通信工業(株)
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