多重アファイン鍵システムを用いたハッシュ関数
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概要
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多重アファイン鍵システムは, いくつかのアファイン鍵とそれらの間の相互作用で定義される。このシステムによって生成される擬似乱数の一部分を使ってストリーム暗号を構成できる。これが多重アファイン鍵暗号である。それぞれのアファイン鍵は寿命を持っていて, 古くなったアファイン鍵は鍵の間の相互作用によって書き換えられる。このアイディアによって, 多重アファイン鍵暗号は大変安全であり, かつ高速である。このアルゴリズムを使用して高速なハッシュ関数を構成できる。Pentium II 450MHZのCPUを搭載したパーソナルコンピュータ上でBorland Delphi 5.0で記述されたプログラムを実行すると, 本暗号は225MBits / secの速度で暗号化でき, 本ハッシュ関数は715MBits / sec程度の速度でハッシュテーブルを生成することができる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-01-25
著者
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