離散対数問題に基づくメッセージ復元型署名の弱点2
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概要
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最近, Nyberg-Rueppelにより離散対数問題に基づくメッセージ復元型署名とその変型が提案された([7,8])。彼らは2つの攻撃の存在を指摘しているが,これらが全変型にどのように適応されるかについては未検討であった。著者は[4]において,新たな攻撃を2つ指摘するとともに,これら2つの攻撃及び彼らにより指摘されていた1つの攻撃がどのように全変型に適応されるかについて述べた。本論文では,この署名の新たな攻撃をさらに2つ示すとともに,それがどのように全変型に適応されるか述べる。また被らにより指摘されていた残りの一つの攻撃の適応性についても述べる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-12-14
著者
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