属性単位のアクセス制御基盤
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概要
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従来のアクセス制御管理は、ユーザ管理に依存しているため、情報システムごとのユーザ管理が必要であった。本稿では、その解決のため、属性単位のアクセス制御基盤を提案する。その特長はユーザ管理のアクセス制御管理からの分離にある。アクセス制御管理は、属性単位により行うことで、複数ユーザの一括指定(組織に所属するメンバの指定、など)によるアクセス許可が可能になる。そのため、ユーザ管埋はユーザの属性の管理であり、複数の属性証明書発行機関"属性CA"により適切な分散管理を行う。この基盤により、ユーザは、属性を対応する1つの属性CAに登録するのみで、その属性により得られるサービスへの個別登録は必要なくなる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-12-19
著者
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