音声認識のための識別訓練入門
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概要
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"識別訓練"というパタン認識器設計法が注目されている。この流行の火付け役の一つは,人工神経回路網の登場であった。確かに,音声認識を初めとする様々な応用の場面において,識別訓練は,高い分類能力を達成する等の興味ある結果をもたらした。しかし,この訓練法に関する理解は,必ずしも適切ではない。識別訓練は,しばしば,分類が極めて困難な特殊な課題のための発見的調整手法として扱われたり,その高い原理的分類能力故に却って実用性が低いと批判されたりしている。本稿は,識別訓練の世界をより正確に学習するためのガイドラインを与えるために企画されている。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-05-21
著者
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