リアルタイム音声処理のための複数窓幅による逐次ピッチ抽出法
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概要
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リアルタイムの音声処理に応用するための,精度の高い、ピッチ抽出法を提案する. ひとつの分析時点において, 複数の長短異なる幅の分析窓を用いて入力音声波形の自己相関関数を計算し, 各自己相関関数について最大値を検索して窓の数分だけピッチ周期の候補を求め, その中から適当な重み付けにより最適なものを選択する. 多数の話者や雑音付加音声を含む資料音声に対して分析を行った結果, 高精度な抽出が, 一般的なLPC残差相関法よりも広いピッチ周波数やパワーの範囲で可能なことがわかった.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-08
著者
-
都木 徹
NHK放送技術研究所
-
宮坂 栄一
NHK放送技術研究所
-
清山 信正
NHK放送技術研究所(人間・情報)
-
宮坂 栄一
武蔵工業大学環境情報学部
-
清山 信正
財団法人NHKエンジニアリングサービス
-
MIYASAKA Eiichi
Musashi Institute of Technology
-
清山 信正
Nhk放送技術研究所
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