数体篩法における篩領域,必要relation数と因子基底数について
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概要
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本稿では,数体篩法において,1)篩領域,および2)必要relation数と因子基底の大きさについて考察する.1)については,line sieveにおいて,数体を定義する多項式により篩領域を適切に調整しても,実際の実験データによるとせいぜい数%の改良にしかならないことを報告する.2)については,large orimeまで含めたfactor base の9割程度relationを集めれば十分であることを,いくつかの仮定のもとに示し,実験データもほぽそれに一致していることを報告する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2004-05-12
著者
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