音声認識システムにおける単語共起モデルを用いた言語処理法の検討
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概要
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単語共起を基にした言語モデルを提案する。言語モデルとして、(1)coverageが高い、(2)過剰生成が少ない、(3)タスクの変更が容易一の3つを同時に満たすものを目指した。まず、(2)、(3)の条件を満たす言語モデルを、単語N-gramモデルをgram数Nを大きくとれる形で近似する単語共起モデルによって、実現した。実験により単語共起モデルの制約の強さを調べると、単語4-gramから単語5-gram相当の制約の強さであることがわかった。次に、(1)の条件を満たすために、open textへの対処法を検討した。語順制約と語彙制約の緩和による非文を生成しにくい枠組での制約の緩和方法、および制約の緩和では対処しきれない未知語への対処法を示した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-11-16
著者
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遠藤 充
松下技研株式会社
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遠藤 充
松下技研(株)
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二矢田 勝行
松下技研(株)
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二矢田 勝行
九州工業大学工学研究院
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遠藤 充
松下電器産業株式会社先端技術研究所ヒューマンウェア研究所
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遠藤 充
松下技研(株) ヒューマンインタフェース研究所
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伊藤 達郎
松下技研(株) ヒューマンインタフェース研究所
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星見 昌勝
松下技研(株) ヒューマンインタフェース研究所
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