規則音声合成のためのパワー制御モデルの検討
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
VCVを基本単位とした規則音声合成方式において, 様々な発話速度に対応することのできる, パワー制御モデルの検討を行なった. パワー制御を行なうにあたり, 自然発声におけるパワーのばらつきと, 発話速度の変化に伴うパワー時間変化パタンの変動特性について分析した. これらの実験結果をもとに, パワーパタンを, VCV音節単位で滑らかに変化するマクロパタンと, 子音区間において微細な変化をするミクロパタンに分離する方法を提案し, 制御パラメータの抽出とデータベース化の方法について検討を行なった. 本パワー制御を用いた規則合成音の評価結果から, 本手法が, 自然なパワー時間変化パタンを合成する上で有効であることが明らかとなった.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-12-11
著者
関連論文
- 適応的な状態分割を行うQ-Learningにおける状態数の調整方法(人工知能, 認知科学)
- パルスニューラルネットワークにおける破局的な忘却の抑制を考慮したヘブ型学習則
- 誘因価値に基づいて行動選択確率が変化する強化学習法
- セル上に配置されたマリチエージェントによる群集流のシミュレーシュン
- 知的車椅子における環境適応のための状態空間の構成法
- マルチエージェントシステムにおけるデザインパターンを用いたフレームワークの設計
- 音源波形形状を高調波位相により制御する音声合成方式
- 規則音声合成のためのパワー制御モデルの検討
- 規則音声合成のためのパワー制御モデルの検討
- 規則音声合成のためのパワー制御モデルの検討
- 音源パワーの分布を高調波位相により制御する音声分析合成方式
- 規則合成におけるパワーパタンの制御方法