規則音声合成のためのパワー制御モデルの検討
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概要
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VCVを基本単位とした規則音声合成方式において, 様々な発話速度に対応することのできる, パワー制御モデルの検討を行なった. パワー制御を行なうにあたり, 自然発声におけるパワーのばらつきと, 発話速度の変化に伴うパワー時間変化パタンの変動特性について分析した. これらの実験結果をもとに, パワーパタンを, VCV音節単位で滑らかに変化するマクロパタンと, 子音区間において微細な変化をするミクロパタンに分離する方法を提案し, 制御パラメータの抽出とデータベース化の方法について検討を行なった. 本パワー制御を用いた規則合成音の評価結果から, 本手法が, 自然なパワー時間変化パタンを合成する上で有効であることが明らかとなった.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-12-11
著者
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