双子接点リレーの直流誘導負荷に対する寿命検討
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概要
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電磁継電器の用途は多岐に渡っており、それに搭載される接点材料はそれぞれの用途に適した材料が用いられている。実験では、電源電圧24VDC, 定常電流1.17A, 時定数L/R=67msecの直流誘導負荷を用いて接点材料による寿命検討を行った。接点材料として、AgNi, AgSnO_2, AgSnOInOを用いた。その結果、AgNi, AgSnO_2, AgSnOInO の順番で寿命が長くなることがわかった。実験で用いた負荷ではアーク放電の継続時間が長いことから、硬い接点材料の方がアークによる消耗が少なく、そのため寿命が長くなると推測した。
- 1999-04-16
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