光コネクタの球状鏡面研削技術の開発
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概要
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光加入者系通信等で大量導入が期待されるPC(Physical Contact)光ファイバコネクタのフェルール先端面を、凸球状鏡面に高速加工する研削技術を開発した。本技術は、修正用レジンボンド砥石との接触によって加工用青銅ボンド砥石の外周断面を凹円弧状に形成し、この凹円弧断面にフェルールを接触回転させて先端面を球状鏡面加工する。加工砥石に付加する電解ドレッシング量や研削加工時間について検討した結果、表面粗さ0.06μmRmaxの滑らかな球状鏡面を得た。低反射研磨追加後は、反射減衰量45dB以上の良好な光学特性を達成した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-04-15
著者
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植田 哲司
日本電気株式会社
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山本 浩司
日本電気エンジニアリング株式会社
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神田 虎彦
日本電気機能エレクトロニクス研究所
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三橋 眞成
日本電気機能エレクトロニクス研究所
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植田 哲司
日本電気第二伝送通信事業部
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三橋 眞成
日本電気(株)機能エレ研
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神田 虎彦
日本電気(株)機能エレ研
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