非線形負荷を含む電力系統の電圧異常現象 : 発電機AVRのlimiterを考慮した場合
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
前報告に続き発電機を内部磁束の微分方程式で記述し端子電圧の変化を考慮したmodelで電力系統の電圧異常現象に関する数値実験を行った。本研究の系統で負荷を重くして界磁電圧を制限するlimiterが動作するようになるとlimit cycleに見えるが拡大するとchaoticであるattractorが出現し、周期倍分岐を繰り返しながら通常見られるようなchaotic attractorに移行した後、電圧崩壊に至った。limiterが動作した場合、最大Lyapunov指数は全て正で、2番目に大きいLyapunov指数は全て負であった。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-11-22
著者
関連論文
- 遅延フィードバックカオス制御に関する一考察
- 心電図波形の特徴抽出に関する一考察
- 非線形負荷を含む電力系統の電圧異常現象と電圧崩壊
- 非線形負荷を含む電力系統における電圧崩壊現象
- 非線形負荷を含む電力系統の電圧異常現象 : 発電機AVRのlimiterを考慮した場合
- 非線形負荷を含む電力系統の電圧異常現象
- カオス同期におけるRiddled Basinのモデル
- 静止法で測定した同期機諸定数を用いたシミュレーションと実験の比較
- 静止法によるa, b, c相巻線から見た同期機諸定数の測定
- 稼動時同期発電機の空げき磁束密度オンライン計測
- 稼動時同期発電機の空げき磁束密度オンライン計測