多数決論理復号法とOrdered Statistic復号法による2段階復号法の性能解析
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
多数決論理復号法とOrdered Statistic復号法(OSD)を用いた2段階復号法を提案する.この復号法の性能は,OSDを行うかどうかを決定する条件に依存する.本稿では,ある距離関数に基づいた条件を使用する.条件で使われる距離関数は,提案した復号法の性能が最善になるように,6つの距離関数候補の中から,コンピュータシミュレーションに基づく方法で選定した.また,提案する復号法の性能をシミュレーションで評価した結果,復号誤り確率はOSDと同程度のものが得られ,また,SN比の高いところでは,平均計算時間がOSDより低いことが分かった.特に,(64,42)リード・マラー符号に関して,SN比が6.0dBのとき,提案した復号法はOSDの約1/5の平均計算時間で復号できた.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2002-03-12
著者
-
藤原 融
大阪大学 大学院基礎工学研究科情報数理系専攻
-
シャオワッタナー ダンジェート
大阪大学 大学院基礎工学研究科 情報数理系専攻
-
シャオワッタナー ダンジェート
大阪大学 大学院基礎工学研究科情報数理系専攻
関連論文
- 楕円曲線上のペアリングを用いた分離不能多重化通信方式
- オブジェクト指向データベースにおける推論攻撃不可能性の逐次的検査法
- 二元線形ブロック符号に対する再帰的Log-MAPアルゴリズム
- 二元線形ブロック符号に対する再帰的Log-MAPアルゴリズム
- 二元線形ブロック符号に対する再帰的Log-MAPアルゴリズム
- 畳込み符号に対する再帰的最ゆう復号法とその計算複雑度の評価
- 畳込み符号に対する再帰的最ゆう復号法とその計算複雑度の評価
- 畳込み符号に対する再帰的最ゆう復号法とその計算複雑度の評価
- (64, 35)リード・マラー部分符号の再帰的最尤復号器の復号誤り確率と尤度の計算精度の関係について
- 比較的少ないメモリで線形ブロック符号のコセットリーダの重み分布を求める分割統冶アルゴリズムについて
- 線形符号の重み一定部分符号に対する再帰的最尤復号法における最適セクション分割
- 多数決論理復号法とOrdered Statistic復号法による2段階復号法の性能解析
- 多数決論理復号法とOrdered Statistic復号法による2段階復号法の性能解析
- 多数決論理復号法とOrdered Statistic復号法による2段階復号法の性能解析
- 多数決論理復号法と Ordered Statistic 復号法による2段階復号法の性能解析
- PA-2-3 ISCL鍵管理プロトコルの安全性検証
- IT2000-25 誤り訂正符号の性能評価
- 線形ブロック符号における枝数最小のセクショントレリスについて
- (256,K) 2元拡大原始 BCH 符号の重み分布 : k ≤ 63 及び ≥ 207の場合
- 加法と乗法のハイブリッド電子透かしの一般的な埋込領域への拡張
- 加法と乗法のハイブリッド電子透かしの一般的な埋込領域への拡張