DS-CDMAにおけるCPFSK変調方式の基礎検討
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概要
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本稿では、現行のDS-CDMAシステムに用いられている変調方式であるPSK(Phase Shift Keying)よりも、狭帯域変調を用いた場合のほうが性能が良くなるのではないかという予想のもと、狭帯域変調の一つであるCPFSK(Continuous Phase Frequency Shift Keying)とPSKの性能を比較した。具体的にはスペクトル拡散後の帯域幅を同じにするという条件の下で狭帯域のCPFSK変調信号に長い拡散符号系列をかけたものと広帯域のPSK変調信号に短い拡散符号系列をかけたものとのビット誤り率特性を比較する。結果としてCPFSKの方がPSKより良い性能を示した。これはCPFSKの方がPSKよりも大きな処理利得を用いることができたためである。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-10-19
著者
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