光衛星間通信実験衛星の開発
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
将来の宇宙活動において、衛星間の光通信は重要な技術の一つである。宇宙開発事業団(NASDA)では、光衛星間通信に必要な高精度の捕捉・追尾・指向技術を中心とした要素技術の軌道上での実証・実験を主目的とする光衛星間通信実験衛星(OICETS:Optical Inter-orbit Communications Engineering TestSatellite)の開発を進めている。OICETSによる実験は宇宙開発事業団と欧州宇宙機関(ESA)との国際協力により実施される予定であり、低高度地球周回軌道のOICETSと静止軌道上のESAのARTEMIS(Advanced Relay and TechnologyMission Satellite)に搭載されている光通信機器との間で光衛星間通信の実験を行うものである。ここでは、OICETSの衛星システム及び実験の概要について紹介する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-04-28
著者
-
城野 隆
宇宙開発事業団衛星システム本部
-
山本 昭男
宇宙開発事業団衛星システム本部
-
山本 昭男
宇宙開発事業団衛星システム本部oicetsプロジェクトチーム
-
城野 隆
宇宙開発事業団
-
山本 昭男
宇宙開発事業団
関連論文
- SANE2000-27 衛星搭載光通信機器の設計技術
- 次期小型・軽量光衛星間通信実験機器の検討
- B-3-24 指向誤差存在下における光衛星間通信システムの最適設計
- 光衛星間通信用光アンテナの波面収差による送受信光軸の相互アライメント誤差の解析
- 衛星搭載用半導体データレコーダの開発
- 光衛星間通信機器 (LUCE) の開発状況
- 光衛星間通信機器の送受信システム開発
- 光衛星間通信実験衛星による軌道上実験
- 光衛星間通信実験衛星の開発
- MDS-1(つばさ)初期評価結果と今後の実験計画
- 3.打上げおよび追跡管制(放送衛星)
- 光衛星間通信実験衛星用半導体レーザーの評価確認試験
- B-2-57 光衛星間通信実験衛星 (OICETS) シミュレータの開発
- ランダム指向誤差存在下における地上-衛星間光通信の最適回線設計
- 光衛星間通信用光アンテナの波面収差による送受信光軸の相互アライメント誤差の解析
- 光衛星間通信用光アンテナの波面収差による送受信光軸の相互アライメント誤差の解析