画像処理による突発事象検出システム
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概要
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首都高速道路の全渋滞原因の20%は、事故や故障車に起因している。このため、首都高速道路公団は、安全の確保と渋滞の緩和のため、事故や故障車等の突発事象の早期発見と迅速な処理を求められている。そこで、数年に渡って「画像処理による突発事象検出システム」の導入検討を進めてきた。1997年にトンネル部において試験システムの運用を開始し、その運用状況から、検出精度, 検出時間の検証を行った結果、本システムが突発事象の見地に有効であることを実際の環境で確認し、管制運用員の支援としての実用化の目途がついた。今後は、自動監視範囲を広げるために、経済性面からのカメラ切替監視方式の検討や検出知精度のさらなる向上によりドライバーへの情報の自動提供を図っていく予定である。
- 1998-10-30
著者
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