建柱作業用簡易埋設管探査レーダの開発

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概要

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架空線用配電柱を設置する際に、事前に地下の情報を得るための一つの試みとして簡易型の地中レーダを開発した。本装置の特徴は作業者の熟練度を要しない簡単な表示方式と小型軽量化による操作の容易性にある。本論文ではまず金属製埋設管による電磁波の反射率について、送信周波数と埋設管の半径をパラメータとして理論的考察を行い、装置の性能限界を把握する上での一助とする。次に本装置の特徴であるスポット計測に適した簡易的な出力の表示方式を主眼として装置の構成についての記述を行う。最後に模擬フィールドにおいて行った性能確認試験の中からその一部を例示する。
社団法人電子情報通信学会の論文
1995-07-28

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