他者操作型筋肉刺激による歩行パターンの獲得
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概要
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下肢はその筋群を歩行相に合わせて的確に放電することで, 歩行パターンを作っている.脳卒中により下肢に障害をきたし, 筋放電パターンの異なる患者では歩行パターンも異常になる.従来, 療法士が徒手により下肢を動かして歩行パターンを学習させる療法が行われてきたが, 本研究では, 筋肉に電気刺激を与え, 筋肉を収縮させることを歩行訓練時に行った.その結果, 正常な筋放電の増加(遊脚期における前脛骨筋の活動の増加), 異常な筋放電の減少(遊脚期における下腿三頭筋の活動の低下)が確認された.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2002-01-18
著者
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