咀嚼時における頭蓋下顎運動および関係筋活動の同時計測
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概要
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これまで, 咀嚼時の顎運動と筋活動の関係について明らかにするために, 咀嚼筋の活動と下顎運動との関係, および頸筋の活動と頭蓋運動との関係が独立に調べられてきた. しかし, それらすべてを同時に測定し, 頭蓋・下顎運動と咀嚼筋と頸筋の筋活動を総合的に分析した報告はない. その理由は, ひとつは測定システムが複雑になることであり, もうひとつは, 活動の小さな筋の活動期を同定するために加算平均処理を必要とするが, 咀嚼運動が完全な周期運動ではないため, 必ずしも活動期を明瞭に判別できないことである. このふたつの問題を解決するために, 本研究では, 簡便な測定システムの構築と顎運動データに通した加算平均処理の開発を目的とした.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-05-18
著者
-
荒井 良明
新潟大学大学院 医歯学総合研究科 摂食機能再建学分野
-
河野 正司
新潟大学歯学部歯科補綴学第一講座
-
河野 正司
新潟大学大学院医歯学総合研究科摂食機能再建学分野
-
林 豊彦
新潟大学工学部情報工学科
-
伊藤 綾
新潟大学工学部福祉人間工学科
-
中村 康雄
新潟大学工学部福祉人間工学科
-
林 豊彦
新潟大学工学部
-
中村 康雄
同志社大学スポーツ健康科学部
-
荒井 良明
新潟大学 大学院医歯学総合研究科口腔生命科学専攻摂食機能再建学分野
-
伊藤 綾
新潟大学大学院自然科学研究科
-
河野 正司
新潟大学大学院医歯学総合研究科 口腔生命科学専攻 顎顔面再建学講座 摂食機能再建学分野
-
中村 康雄
新潟大学工学部
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