生命現象を測定する : 厳密な「平坦脳波」の測定に迫る
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概要
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脳波だけで脳死の判定は出来ないが、脳波は大脳の活動の客観的認識であり、脳波計が広く普及し比較的容易に安定した記録が得られることから脳死の判定に当たっては、脳波計測は必ず実施しなければならない義務がある。しかしながら、現状脳波計で脳波を測定する場合測定機器、即ち低域・高域の遮断フィルタが設置されているため、測定されたデータが本来の脳波であるとは言いがたく、異質のものとなっている。そのため脳波データの定量化を行うには多くの不確定要素が混在していると考えられ、脳波の原信号をそのまま解析するには問題があるとされてきた。したがって、次世代に向け"高機能脳波解析装置の創製"の技術確立を提唱するものである。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-01-19
著者
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