味覚誘発反応とそれに伴う大脳皮質反応における脳波解析のアプローチ
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概要
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味覚の誘発反応を客観的に知る目的で、蒸留水および酒石酸による味刺激に応答する大脳皮質反応の検討を行い、誘発反応波形を得た。その結果潜伏時間および持続時間において刺激の種類や濃度の違う酒石酸による違いが現れた。また、味刺激が脳にどのように影響するのかを調べるために反応波形をウェーブレット解析して短時間極座標表示を行った結果、蒸留水および1/8M酒石酸において短時間極座標表示をすることにより顕著な違いを認めることができた。今後は酸味のみならず塩味においても解析を進め、味覚異常を他覚的に微視化していくことの研究をさらに進めていく。
- 2001-01-19
著者
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