時空間特性に着目した脳波解析
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概要
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脳波解析において、ウェーブレット変換を用いて、波形情報を局所的に振幅成分と位相成分に分離し、短時間セグメンテーションにより極座標上に展開し、ベクトル的解析を実現する「短時間極座標表示」を提案する。これを特にα波帯域に適用することにより、極座標パタンの標準的なものと、異常的なものの特長パラメータを抽出し、各種脳波極座標パタンの視覚化をはかった。さらに、これを最小二乗多項式により定量評価を実現する。また、異常性とみられるものについては相対パワーエネルギー的考察によりパワー変動のリズム性を検証した。この結果、脳波を局所的に特徴づけることの有効性が確認できた。
- 2000-01-28
著者
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