プラスチック光ファイバの高速(200MHz帯)伝送特性について
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概要
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FTTHの構築により加入者、特に家庭内にB-ISDNの信号がサービスされた場合の光通信網の候補として、大口径で、取扱易く、かつ光コネクタなど周辺部品の経済性に優れるプラスチック光ファイバの伝送周波数200MHz程度の高速応答性を、屈折率分布型およびステップインデックス型光ファイバについて、検討した。電気光変換部には、プラスチック光ファイバの伝送損失窓に対応する赤色半導体レーザーを用い、アナログ変調により380MHzの高速応答を達成した。また、インバルス応答性は、2.5nsの単発パルスを50mのファイバ長さで伝送した場合のパルス幅歪みは、屈折率分布型で0.1ns、ステップインデックス型で0.8nsであり、屈折率分布型の方が広帯域で、FTTHの家庭内通信媒体として使用できることが分かった。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-10-22
著者
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