ホモダイン相関検波を用いた全光パルス符号分割多重アクセス
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概要
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本稿ではホモダイン相関検波を用いた二つの全光パルス符号分割多重アクセス方式、即ちホモダイン相関検波とセルフホモダイン相関検波を用いたシステムを提案する。まず、送信側では光パルス符号を生成し、情報ビットで位相変調し、他ユーザと同時に一つの光伝送路を用いて伝送させ、受信側では局部発振器を利用し、局部発振器と光符号器で光パルス符号を生成し、受信信号と合波し、バランス光検波器によって逆拡散、光電変換を行い、光電流を積分した後、弁別することによって送信情報を検出するホモダイン相関検波システムである。また、局部発振器が不要なセルフホモダイシ相関検波システムは、ーユーザ信号を二つ光パルス符号によって時間多重で送り、受信側ではセルフホモダイン相関検波によって送信情報を検出する。提案する方式は従来の光整合フィルタ検波方式と比べ、送信情報を検出するのはビットレートで行うことができるので、より高速伝送が可能である。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-07-25
著者
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