放送局内WDM光ネットワークの実用化 : フジテレビジョン新社屋光ネットワークの開発
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概要
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本年3月より、本放送を開始したフジテレビジョン新社屋の回線系に、放送局内信号伝送路として世界で初めて、光ネットワーク(波長分割/時分割複合多重光ネットワーク)を導入した。本報告では、光ネットワーク導入の基本コンセプト, 導入した光ネッワークの構成, 特性について述べる。本光ネットワークは、波長分割多重と時分割多重を用い、大容量, マルチフオーマット対応, フレキシブルな運用可能などの特長を備えている。波長多重度16時多重度16 (NTSCコンポジット143M/b/sを16チャネル多重, 伝送速度2.29Gb/s)により、音声信号の多重されたNTSCコンポジット映像信号約150チャネルとHDTV (1.5Gb/s)約15チャネルを約20のスタジオ, 副調整室に分配することができる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-10-02
著者
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塩沢 隆広
日本電気 放送映像事業部 スタジオ技術部
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牧田 英雄
日本電気 放送映像事業部 スタジオ技術部
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村上 真人
日本電気 放送映像事業部 スタジオ技術部
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下坂 直樹
日本電気 放送映像事業部 スタジオ技術部
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藤原 雅彦
日本電気 放送映像事業部 スタジオ技術部
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牧田 英雄
日本電気(株)
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