エアジェット駆動楽器の物理モデリング
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概要
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歌口を走行するジェットの偏向についてのモデルを構築する.このモデルは, ジェットの走行に対し垂直な方向の音圧勾配とジェット自身の空力学的不安定性によりジェットが偏向することを仮定する.不安定性の効果によって偏向の増大率は指数関数的になる.実験用E4オルガンパイプの発音を想定し, パイプが発音する条件を調べる.更に, 物理モデリングによる発音のシミュレーションを行う.シミュレートされたパイプの振舞と実際のそれとを比較する.特に, 発音体制の遷移に注目し, その類似点および相違点を議論する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-07-31
著者
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