Layer2 WAN向けEthernet-PPPパケット転送方式の提案
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概要
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WANの構築に適するレイヤ2としてATMやPOSやEthernetなどが上げられているが、本論文ではEthernetベースのレイヤ2網の長所を用い、かつ低コストで実現できる方式を考察する。レイヤ2のフォワーディング機能を満たすため、筆者はEthernetパケットをPPPでカプセル化してSONETにマッピングする「Ethernet-PPPパケット転送方式」を提案する。提案方式は、既存プロトコルのレイヤの組み合わせで実現できるため、特別なPHYデバイスを必要としない。また低コストで実現、短期間で開発ができるため、マーケットにすぐ出せるというメリットを持つ。提案方式を社製エッジルータに実装して、その実現性を確認した。最後に本方式を用いて効率的なパケット転送を可能にするネットワークを構築するための課題ならびにその対策について議論する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-09-15
著者
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丸岡 仁
Necネットワークス Ipネットワーク事業部
-
原澤 昭夫
Necネットワークipネットワーク事業部
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小川 洋一
Necネットワークス Ipネットワーク事業部
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加賀野井 晴大
NECネットワークスIPネットワーク事業部
-
亀谷 潤
NECネットワークスIPネットワーク事業部
-
飯島 明夫
NECネットワークスIPネットワーク事業部
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亀谷 潤
Necネットワークス Ipネットワーク事業部
-
加賀野井 晴大
Necネットワークipネットワーク事業部
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