高速化Kernel MUSIC法の提案
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概要
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多重波到来方向推定問題はレーダやソナー, その他多くの分野で重要な問題である. この推定問題において干渉性の波が到来している場合, forward-backward空間平均法を行なうMUSIC法は最も有効な手法として各方面で利用されており, 我々もレーザマイクロビジョンにおいて用いてきた. 近年, 下田平は信号ベクトルとノイズベクトルが直交するというMUSIC法の原理を利用し, かつ固有値解析でなくガウス消去法を利用した核MUSIC法を提案した. これによって計算負荷は軽くなったが, ノイズベクトルを推定する際に共分散行列を扱いMUSICスペクトラムを作る際に全ノイズベクトルを使用している. 本報告では共分散行列を扱うことなくノイズベクトルを求めMUSICスペクトラム計算時の負荷を軽くするFast Kernel MUSIC法を提案する.
- 1996-01-26
著者
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