他動・再帰・使役
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
自動化辞RAR、RE他動化辞SAS、SEを設定することによって、「済ませるetc.」は他動詞ではなく、使役表現「済ませるetc.」の縮約形であること、「立てるetc.」には同形の他動詞と使役構造「立たせるetc.」の縮約形があることをしめす。また、起動動詞、非起動動詞というカテゴリーを設定して動詞の多様な用法を分析する。再帰表現は対自性の起動動詞として、自発表現は非起動動詞として位置付けられる。たとえば同じ「あらわれる」でも「人が舞台に〜」では対自性の起動動詞であり、「人がスクリーンに〜」では非起動動詞である。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-07-10