他動・再帰・使役
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概要
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自動化辞RAR、RE他動化辞SAS、SEを設定することによって、「済ませるetc.」は他動詞ではなく、使役表現「済ませるetc.」の縮約形であること、「立てるetc.」には同形の他動詞と使役構造「立たせるetc.」の縮約形があることをしめす。また、起動動詞、非起動動詞というカテゴリーを設定して動詞の多様な用法を分析する。再帰表現は対自性の起動動詞として、自発表現は非起動動詞として位置付けられる。たとえば同じ「あらわれる」でも「人が舞台に〜」では対自性の起動動詞であり、「人がスクリーンに〜」では非起動動詞である。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2001-07-16