共有信念構成・変更としての対話プロセスの形式意味論
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概要
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対話を共有信念の構成・変更過程とみなすと, 共有信念は循環性をもった対象とみなせるので, その過程は循環性をもつ対象の構成・変更過程とみなすことができる. 本稿では, 対話に関連した共有信念を超集合論に基づいた状況理論, 「テスト意味論」という動的意味論においてモデル化し, それに基づいて対話プロセスを循環的対象を含んだ状況間の推移として形式意味論を与える. その結果, 対話をコントロールしていると考えられる情報のタイプを特定し, ターン・コントロール発話・ターン取り・話し掛け・相づち等の動的意味論を与えた.
- 1996-03-21
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