分散データベースの複製更新時間を最小とする複製ルーチングスケジュール
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
グループウェア等の汎用ビジネスソフトウェアにおける分散データベースでは, データベース一致化の方法として, 各データベースがもつ他のデータベースの複製をあらかじめ定めた複製ルーチングスケジュールに従っていっせいに更新する手法が広く採用されている.本論文では, このような分散データベースにおいて, 複製の更新に要する時間が最小の複製ルーチングスケジュールを論じている.具体的には, 複製更新時間が最小の複製ルーチングスケジュールを導出するための最適化問題をまず定式化する.つぎに, 分散配置されたデータベースの個数が偶数の場合と奇数の場合とに分け, 偶数の場合には最適解となる複製ルーチングスケジュールを与えるアルゴリズムを提示し, 奇数の場合には近似解を与えるヒューリスティックなアルゴリズムを提示する.これらのアルゴリズムは極めて単純でありかつ所要計算処理量も小さいので実用性が高いという特長がある.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-04-25
著者
関連論文
- 通信ソフトウエア再利用システムにおける部品知識構造
- INディレクトリに基づく網間サービスデータ機能(SDF)の汎用RDBMSによる構築
- 伝送誤りの影響を軽減したファクシミリ信号高能率符号化方式
- 要求仕様定義支援システムESCORTにおける仕様の履歴管理
- グラフィック・エディタ用図形定義文法の設計
- プロトコル仕様誤りの体系的分類とプロトコル検証
- 分散データベースの複製更新時間を最小とする複製ルーチングスケジュール
- コンピュータと電話の統合CTI(コンピュータと通信)
- 分散データベース用最適複製ルーチングスケジュール : 複製更新時間の最小化
- 分散データベース用最適複製ルーチングスケジュール : 複製更新時間の最小化
- 分散データベース用最適複製ルーチングスケジュール : 複製更新時間の最小化
- インテリジェントネットワークINの最新動向 : サービス生成技術
- The fourth Telecommunications Information Networking Architecture Workshop (TINA '93)