プロトコル仕様誤りの体系的分類とプロトコル検証
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概要
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プロトコル仕様誤りを検出するプロトコル検証技術は、信頼性の高い通信ソフトウェアを開発する上で極めて重要な技術である。そのため、仕様誤りを検出する様々なプロトコル検証法が提案されている。しかし、従来の研究では、限られた代表的な仕様誤りを個別に検出する検証法の提案に留まっていた。その理由は一般的な仕様誤りの厳密な定義を与えていなかったからである。本稿では、一般的な仕様誤りの厳密な定義を与えた後、その定義に従って仕様誤りを体系的に分類した結果を示す。この分類の特徴は、任意の仕様誤りをsafetyとlivenessの概念で体系的に分類している点にある。また、この分類は仕様誤りを検出するための計算複雑さによる分類にもなっている。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01
著者
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