2重帰属と併合を考慮した交換網設計法
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概要
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2重帰属交換網において,交換機併合を考慮した網設計を行ううえで有用な部分併合の概念を提案する.部分併合とは,ある交換ノードの一部の交換機に交換網構成上異なる位置にある他の交換機と同等の役割をもたせることであり,交換機の使用効率向上,交換機数削減が期待できる.まず,交換網に対して,トラヒック網,回線網からなる階層化の概念を導入し,この枠組みのもとで部分併合の網設計論を述べる.具体的には,部分併合と交換機削減を実現するための交換網のトポロジーとルーチングテーブル変更方法を示す.つぎに,部分併合により構成された回線網を対象として,トラヒック割当法について述べる.更に,公衆網で現実に採用されている片帰属と階梯(てい)併合の施策を紹介し,これらが部分併合の概念により,統一的にとらえられることを示す.最後に部分併合の数値例を示し,交換機数削減効果を明らかにする.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-07-25
著者
-
間瀬 憲一
Nttマルチメディアネットワーク研究所:通信・放送機構沖縄リサーチセンター
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間瀬 憲一
日本電信電話株式会社通信網研究所
-
川野 弘道
日本電信電話(株)NTTサービスインテグレーション基盤研究所
-
川野 弘道
Ntt通信網研究所
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川野 弘道
日本電信電話株式会社通信網研究所
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間瀬 憲一
日本電信電話株式会社nttマルチメディアネットワーク研究所
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