再帰除去の効果
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概要
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本稿では,線形再帰プログラムに関するいくつかの再帰除去法をとりあげ,それらの有効性について検討する.得られた結論は次の通りである:(1)スペース使用量はO(n)からO(1)に減少する,(2)ごみ集めの時間が減少する(3)言語処理系のコンパイラが良くない場合には(ごみ集めを除く)計算時間は若干増加する.従って一般的には,スペース上の問題がある時,特に再帰呼出しの回数が多い場合に再帰除去は有効である.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-05-19
著者
-
二村 良彦
早稲田大学理工学部コンピュータ・ネットワーク工学科
-
大谷 啓記
NTTコミュニケーションウェア(株)
-
大谷 啓記
早稲田大学大学院理工学研究科情報科学専攻
-
大谷 啓記
早稲田大学大学院理工学研究科:(現)NTTコミュニケーションウェア(株)
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