並行合成のスレッド生成への忠実な翻訳法
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概要
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プロセス代数の並行合成演算子をプログラミング言語のスレッド生成に翻訳するためのアルゴリズムを提案する. また, 原始言語と目的言語に対する妥当な操作的意味論に基づき, この翻訳の忠実性を証明する. ここで, 翻訳が忠実であるとは, 原始言語の各プログラムとその翻訳が互いに強双模倣であることとする. 原始言語と目的言語の選択に応じて適切な変更を施すことにより, このアルゴリズムは並行合成を持つ種々のプロセス代数 (CCS, π計算, LOTOS等) をスレッド機能をもつプログラミング言語 (C, Java等) に翻訳するために用いることが出来る.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-01-30
著者
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