電界を用いた動き検出処理
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概要
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画像中のどの部分がどれだけ動いたかを推定する動き検出処理は、コンピュータビジョン、画像処理の重要な分野である。従来から用いられている方法は、画像の特徴に基づくものと輝度の勾配に基づくものとに大別できる。しかしながら、前者の方法では、特徴の検出とマッチング処理の困難さを伴い、後者の方法では、輝度が対象物内部で局所的には線形に変化していることを仮定しているため推定精度が問題となる。ここで提案する方法は、それらどちらにも属さない方法であり電界理論を用いている。ディジタル画像をそれぞれの画素の輝度値に等しい電荷によって構成される電荷分布と見なし、それぞれの電荷分布によって生じる電界の変化によって、物体の動きを検出する方法である。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-01-21
著者
-
小野 直樹
九州芸術工科大学
-
小野 直樹
九大 大学院芸術工学研究院
-
Yang Yee-Hong
Department of Computer Science, University of Saskatchewan
-
Yang Yee-hong
Department Of Computer Science University Of Saskatchewan
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