無線LANストリーミングのためのクロスレイヤQoS制御(無線QoS, ユビキタス, 無線リソース制御, アドホックネットワーク, 一般)
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概要
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ビデオや音声等のストリーミングデータを伝送する際, その伝送経路に無線LANなどの無線網を含む形態が増加しつつある. 無線網では通信品質の変動・悪化が多く発生するため, エラー訂正符号化や再送制御の対策が施されていることが多い. しかしながら, これらの対策は必ずしも完全ではなく, フェージング等による対策限界を超える通信品質劣化は, データ送受信者間の輻輳制御に影響を及ぼし, データの品質を劣化させてしまう. 本報告ではこれに対し, 無線状況を監視・分析し, 当該結果に順応した伝送制御を行うクロスレイヤQoS制御手法WiQ-Xを示す. 本手法を802.11a環境にて実装評価した結果, 無線状況の傾向に応じた伝送レート制御を行うことで, 低遅延・低パケットロスを達成し, 安定した品質でデータ再生を実現できることが明らかとなった.
- 2005-04-15
著者
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板倉 英三郎
ソニー株式会社B2Bソリューション事業本部
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川田 雅人
ソニー株式会社 プロフェッショナルソリューションズネットワークカンパニー
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普天間 智
ソニー株式会社 情報技術研究所
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板倉 英三郎
ソニー株式会社プロフェッショナルソリューションズネットワークカンパニー
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板倉 英三郎
ソニー
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板倉 英三郎
ソニー株式会社b&p事業本部
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普天間 智
ソニー 情報技術研究所
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普天間 智
ソニー株式会社情報技術研究所
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板倉 英三郎
ソニー株式会社
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