顔画像のモーフィングモデルの印象変換への応用 : 和風顔v.s.洋風顔(ヒューマンコミュニケーショングループ(HCG)シンポジウム)

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概要

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本論文では, 日本人/西洋人という異なる属性を持つ顔画像を用いて, 顔を和風化/洋風化する印象変換を行った. 顔画像を形状, テクスチャ情報に分けることで多次元ベクトルとして表し, それぞれに主成分分析を行い, 顔の多様性を少数のパラメータを記述した. 2つの相反する印象を与えるクラスに分類した学習サンプルに対し, パラメータ空間上でこれらを最適に分離する射影軸をFisherの線形判別法によって求め, この軸が与える方向を「印象変換ベクトル」として定義した. 入力画像に対して, 求めた印象変換ベクトルの方向に任意の重みを付加し, 変位させ, 次元数を復元することによって, 印象を変化させたイメージを可視化した. 主観評定実験から, 和風化/洋風化の印象変換の有効性を確認した. また, 学習サンプルの選び方による印象変換の効果への影響も検討した.
社団法人電子情報通信学会の論文
2005-03-18

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