クラッキングと「ハッカー倫理」
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概要
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本論では、システム侵入の倫理的問題を考察する。主としてE.Spaffordの有名な論文「コンピュータハッカー侵入は倫理的か?」を取り上げ、彼の「システム侵入は明らかな害悪がなくとも非倫理的である」という主張の説得力のある部分は、彼の本来の意図に反して、望ましくない結果が生じるという帰結主義的なものであることを明らかにし、この立場からシステム侵入の問題を再考察する必要性を提唱する。
- 1998-03-16
著者
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