前置分散補償を用いたWDM光増幅中継伝送実験
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概要
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長距離WDM光増幅中継伝送システムでは,伝送路の波長分散を分割補償しても波長分散スロープ(2次分散)の影響によりチャネルごとの波長分散量が伝送途中で大きくずれる。受信側において,各チャネルごとに最適な波長分散量を与える補償(後置補償)を用いてもその改善量には限界がある。前回の報告では送信側での波長分散補償およびプリチャープ(前置補償)と後置補償の併用を提案し,計算機解析を行った。今回,4波5.3Gb/s 4760Km伝送実験において,分散補償ファイバ(DCF)を用いた前置補償による伝送特性改善を確認したので報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-11
著者
-
寺原 隆文
株式会社富士通研究所
-
内藤 崇男
(株)富士通研究所
-
寺原 隆文
(株)富士通研究所
-
近間 輝美
(株)富士通研究所
-
岩田 宏之
富士通ディジタルテクノロジ株式会社
-
寄田 隆
(株)富士通研究所
-
岩田 宏之
富士通ディジタル・テクノロジ株式会社
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