リーキーバケット型UPCLSIの開発
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概要
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ATM網では,過大トラヒックによる網のQOS低下防止のため,UPC(Usage Parameter Control)やNPC(Network Parameter Control)などのトラヒック制御を行う.UPC/NPC装置ではユーザの送出レートを常時監視し,申告レート以上の違反トラヒックに対してセル廃棄や夕グ付け処理を行う.UPC/NPCでのトラヒック監視法として,Continuousstate Leaky Bucket Algorithm やVirtual Scheduling Algorithm(VSA)が規定されている.UPC LSIに関しては種々の開発例が報告されているが,我々は150Mbps回線における,演算精度に優れ,かつ回路故障監視により信頼性が高いUPC LSIを,VSAを用いてITU-T規格準拠により開発した.本稿では,その概要,および特徴を述べる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-11
著者
-
松本 好博
株式会社テクニスコ技術開発推進部
-
村瀬 勉
Nec C&cメディア研究所
-
高道 透
NEC C&C基盤開発研究所
-
松本 好博
NEC C&C 基盤開発研究所
-
高道 透
Nec C&c 基盤開発研究所
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