クロック供給装置切替に伴う位相変動量調査結果報告
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概要
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平成元年度より旧型クロック供給装置(旧DCS)から高安定な新型クロック供給装置(新DCS)ヘの切替工事を行っている。近年、クロック変動に敏感な新同期装置(SDH装置)が増大したことから、切替工事に伴うクロック変動条件が厳しくなっており、その条件を満足する新規切替方法について検討を進めてきた。その結果、クロック変動要因即ち新旧DCS相対位相差発生要因はクロックパス周波数変動及び各DCSの周波数制御の量子化誤差によるものと推定し、理論的に考えられる最悪クロックパス周波数精度からシミュレーションにより新旧DCS相対位相差を算出し新規切替方法を提案した。本稿では新規切替方のフィールドでの検証結果を報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-11
著者
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